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Kang, J.-S.*; Kim, J. H.*; 関山 明*; 笠井 修一*; 菅 滋正*; Han, S. W.*; Kim, K. H.*; 室 隆桂之*; 斎藤 祐児; Hwang, C.*; et al.
Physical Review B, 66(11), p.113105_1 - 113105_4, 2002/09
被引用回数:65 パーセンタイル:90.15(Materials Science, Multidisciplinary)ダブルペロブスカイト構造をとるSrFeMoO及びBaFeMoOの電子状態をFeの2p-3d共鳴光電子分光及びMo 4d光イオン化断面積のクーパーミニマムを利用して調べた。フェルミレベル近傍はMoとFeのtが強く混ざった状態であり、Feは純粋な+3価のイオンでは無いことがわかった。Feの2pのX線吸収スペクトルはFeとFe混合原子価であることを示し、SrFeMoOの方がBaFeMoOよりもFe成分が多く、二重交換相互作用が有効に働いていることを示唆する。価電子帯の光電子スペクトルは局所スピン密度近似+Uの計算結果とよく一致する。
吉井 賢資
Journal of Solid State Chemistry, 149(1), p.354 - 359, 2000/01
Aサイト欠損ペロブスカイトLnTiO(Ln=Pr及びNd)を合成した。合成はH-Ar気流中で行った。試料には少量の酸素欠損があり、LnTiOの化学式を有することがわかった。これらの結晶構造は斜方晶Pで表され、Ln欠損がC軸方向に整列したdouble perovskite構造をとることがリートベルト解析からわかった。両者とも、磁化率-温度曲線には低温2Kまで磁気秩序は見られなかったが、40K(Pr)及び100K(Nd)以下でキュリーワイス則からのずれが見られ、何らかの磁気秩序の兆候と考えられる。